こんにちは!ハナノです!@K11936151)
(alt属性(代替えテキスト)ってご存知ですか?
ブログ作成やwebサイト制作などをしているとなんとなく聞いた事があったり見た事がある方も多いかと思います。
WordPressの投稿画面でよく「代替えテキスト」などと書かれています。
表には出ないものなのでついつい放置してしまいがちですよね。
ですが、SEO(検索エンジン最適化)において、alt属性には重要な役割があります。
この記事を読んでalt属性の重要性・書き方などの理解を深めブログやwebサイト制作に活かせるようにしましょう。
alt属性(代替えテキスト)とは?
alt属性(代替えテキスト)とはその名の通り画像の内容をGoogle(検索エンジン)に伝える際に
「画像の代わりとなるテキスト」のことで、HTMLのimg要素の中に記述されます。
Google(検索エンジン)は画像だけで内容を完全に理解する事ができません。
画像の理解ができないために評価する事ができず結果的に評価が下がってしまいます。
alt属性をしっかりと適切に入力することで、ページの内容を伝えやすくなりGoogle(検索エンジン)側に理解してもらいやすく、SEOにも有利になります。
また、音声読み上げブラウザなどでは画像ではなくalt属性に記述された内容がテキストとして表示・読み上げされます。
画像が表示できない状態であっても画像の内容を正しく理解してもらえるようにalt属性を正しく記述する必要があります。
詳しく解説していきましょう!
alt属性を記述する3つのメリット
冒頭で説明したようにalt属性を入力すると様々なメリットがあります。
・画像が表示できない場合に代わりにテキストを示してくれる。
・Google(検索エンジン)に画像を理解してもらいやすい
・Google画像検索からの流入も期待できる
それぞれ解説していきます。
画像が表示できない場合に代わりにテキストを示してくれる
Webサイト内にある画像が通信状況の問題などなんらかの理由で画像が表示されない(できない)場合にはalt属性に記述したテキストが代わりに説明してくれます。
画像がうまく読み込めなかったユーザーに対しても、この画像がどのような内容の画像なのかを理解してもらう事が可能です。
Google(検索エンジン)に画像を理解してもらいやすい
検索エンジンが画像を読み込んで内容を完全に理解するのは難しいと言われています。
そのため検索エンジンは画像を以下の項目などで理解します。
・alt属性タグ
・画像周辺のテキスト
・画像のファイル名
その中で特にalt属性は大きく検索エンジンの画像理解に大きく貢献します。
WebサイトでGoogle(検索エンジン)が画像を理解できなければ
そのサイトを評価する事ができないので結果的に評価が下がってしまいます。
少しでもGoogle(検索エンジン)に評価してもらえるように、alt属性は記述しましょう。
Google画像検索からの流入も期待できる
alt属性を記入することで、自身のwebサイトの画像がヒットした画像検索結果に表示させる事ができます。
筆者は欲しいもの、気になるものがある時にはまず画像検索で検索をかけます。
画像検索は一覧で表示されるので自分の好みに合ったものを見た目から効率的に探し出す事が可能だからです。
例えば、「本革のキーケース」が欲しいと思った時に「キーケース 本革」と検索すると以下のようにたくさんの画像が表示されます。
ここから気に入った画像をクリックするとその商品が売られているwebページに飛びます。
このように画像検索結果からも自分のwebページへの流入も考える事ができます。
集客の観点から見てもalt属性は記述するべきでしょう。
alt属性の正しい記述方法
続いてalt属性の記述方法を解説していきたいと思います。
alt属性はSEOに影響する重要な要素であり、正しく記述すれば良い結果をもたらしますが、間違った記述をしてしまうと返ってSEOに悪影響を与える可能性も考えられます。
ここで解説するalt属性の正しい記述方法をを覚えましょう。
↓SEOに重要なページ表示速度を簡単にあげる事が可能です。
画像圧縮とは?画像を圧縮する重要性やメリット・デメリット。適切に「画像圧縮」できていますか?
alt属性を書く場所
基本的にalt属性はHTMLのimg要素の中に記述します。
HTMLが少しでもわかる人なら良いですが
「ブログをWordPressのビジュアルエディタで書いている」
などといった方はわからないと思います。
WordPressでは画像を選択する際に「代替えテキスト」と書いてある項目に記入すればOKです!
alt属性を適切に書くための3つのポイント
ここまでの説明でalt属性の重要性は理解していただけましたか?
ですが、ただ単にalt属性を記入すれば良いわけではなく正しく記述する事が大切です。
記述の仕方によってはSEOに悪影響になる場合もございますので正しい理解を深めましょう。
適確な説明を簡潔に入力する
Alt属性は画像の内容を”適確にかつ端的”に記述する必要があります。
明確な文字数制限などは決まっていませんが、簡潔な文言で記述するようにしましょう。
また、キーワードを並べたり文章全体を記述したりするのもNGです。
例えばこちらの画像
こちらの画像のalt属性を
alt=”横たわる 手を舐める 眠そうな 猫 雑種 かわいい”と記述したとしましょう。
上の記述は確かに間違ってはいませんが、このような書き方はキーワードの乱用にあたり、Googleガイドライン違反となります。
「指を舐める猫」のように”適確かつ端的”に記述するようにしましょう。
意味のない画像には設定しない
alt属性は基本的に記述した方が良いですが、全ての画像に記述する必要はないです。
例えば、意味を持たない装飾目的の画像や、マーカーなどがそれに当たります。
これらの意味を持たない画像は、記入せずに空(空白)にします。
alt属性を空にするといっても、alt属性自体は必ず記述する必要があるので、alt属性の中身だけを空にするように「alt=“”」と記述してください。
理由はalt属性自体を記入しなかった場合、音声ブラウザなどでファイル名や「画像」と読み上げてしまう場合があるからです。
キーワードを詰め込みすぎるのはNG
画像の内容をより正確に伝えたいからと言ってキーワードを無理にたくさん入れすぎないようにしましょう。
例えば、こちらの画像
alt=“線路の上にいる犬”
といったalt属性が適切かなと思われます。
alt=“線路 雨 コーギー 列車 草 濡れている犬 幸せそうな顔”
などと関連キーワードを入れすぎると間違えてはないのですが、内容がブレてしまいます。
alt属性はあくまで”端的に”キーワードは2〜3個までとしましょう。
まとめ;alt属性は記述するようにしましょう。
今回はalt属性(代替えテキスト)について紹介してみました。
SEOでも重要視されているalt属性の重要性をわかっていただけたでしょうか。
Alt属性は検索エンジンのクローラーに画像内容を伝えたりと重要な役割を果たしています。
できる限り記述するようにしましょう。
・alt属性は”適確かつ端的に”
・意味のない画像には書かなくて良い
・キーワードを詰め込みすぎない
しかしalt属性を記述したからといって記述前に比べ一気に順位が上がるといったことはありませんのでご注意ください。