たくさんの本を持ち歩く必要がなく、出先でもスマートに読書が楽しめるKindle。スマホでもアプリを入れれば読めるのにわざわざ買う必要があるの?など購入を迷っている人も多いのではないだろうか。
>今回はそーいった方のためにKindle全4種類の比較やKindle端末で読書をするメリット・デメリットなども解説していく。
Kindleとは?
Amazonが提供する電子書籍サービスのこと。またAmazonが販売している電子書籍リーダーの名称もKindleです。
電子書籍リーダーとは読書に特化した端末のことで見た目はタブレットやスマホと似ていますが全くの別物です。読書以外の使い道がないのも特徴です。
Kindle端末で読書するメリット・デメリット
メリット
バッテリー持ちが良い
Kindleは明るさ設定や使用状況にもよりますが一回のフル充電で数週間利用可能です。普段スマホやpcを使っている方であればわかると思いますがこのバッテリー持ちはすごいですよね。
目が疲れにくい
Kindleはe-inkスクリーンを搭載していてまるで本物の紙のような感覚で読書する事ができます。
また、スマートフォンなどのバックライトのように目に向けて光を当てるのではなくフロントライトを搭載していて、ディスプレイの表面を照らすので目に優しく疲れにくく快適。
読書する場所を選ばない
Kindleでは紙の本とは違い重さ約182gで数千冊の本を持ち歩く事ができます。好きな本を何冊も持ち歩く事ができ、軽いので通勤・通学中の読書にもぴったりです。
また、Kindleには防水機能が搭載されているので、お風呂でもプールサイドでも壊れる心配なく読書を楽しめます。
紙の本にはない機能
KindleではタップするだけでWikipediaや辞書で検索できるので分からない言葉や漢字をページを離れる事なく調べる事ができます。
また、 Whispersync機能(*wifiまたは4g接続必要)というのが搭載されておりKindle端末やスマホ、pcなどどの端末(最大6デバイス)でも続きをすぐ読めるので最後に読んだページが分からないなどといったことが起こりません。
すぐに読み始める事ができる
紙の本であれば本屋さんに足を運ばなければなりませんし、ネットで本を注文した際も何日か待たなければいけませんがKindleであれば『読みたい!』って思ったその時から読む事ができます。(ダウンロードにはwifiまたは4g接続が必要)
デメリット
飛ばし読み(パラパラ読み)ができない
雑誌や本をパラパラ〜っとなんとなく読みたい事などもあると思います。
Kindleでは1ページずつしか進む事ができません。
ただ目次から飛んだりページを指定して飛ぶ事などはできるので読みたいページが定まっている場合なら飛ぶことも可能です!
本を売れない・貸せない
紙の本だと友人に貸したり、読まなくなった本を売る事などできますがKindle版はそういったことはできず購入した場合一生持ち続けるしかありません。
充電が必要
当然のことですが紙の本であれば充電は必要ありませんがKindleだと充電は必要です。
とはいっても前述したように一回のフル充電で数週間持ちますのであまり気にならないかなとは思いますが紙の本よりは劣る点の一つです。
Kindle全4種類の特徴・比較
Kindleには全4種類の端末と広告のあり・なし/wifi+4g
広告のあり・なし
Kindleには広告ありver.広告なしverのどちらかを選択する事ができます。
広告ありverを選ぶと『スリープ画面』『ホーム画面下部』『マイライブラリ画面下部』の三箇所広告が表示されますが購入価格が2000円安くなります。
一方で広告なしverですが広告が一切表示されませんが購入価格が2000円高くなります。しかし広告が表示されなくなるだけではなく広告なしverの場合『スリープ画面』におしゃれな画像が表示されます。購入した後だと変更はできないのでじっくり考えて選んでもらえればなと思います。
『Kindle』
エントリーモデルの無印Kindle。一番の特徴は他のKindle端末に比べ安価なことが挙げられます。
とにかく価格を抑えたい人。初めて電子書籍を使う方などにオススメです。
価格 | 8980円〜 |
ディスプレイサイズ | 6インチ反射抑制スクリーン |
容量 | 8GB |
解像度 | 167ppi |
フロントライト | LED4個 |
フラットベゼル | × |
防水機能 | × |
色調節ライト | × |
明るさ自動調節機能 | × |
人間工学デザイン | × |
自動画面回転機能 | × |
ページ送りボタン | × |
カラー | ブラック、ホワイト |
接続 | wifi |
保証 | 1年間限定保証 |
『Kindle Paperwhite』
続いて『Kindle Paperwhite』ですが『Kindle』に比べ解像度が高いことや防水機能付き、容量を選べたりwifiまたはwifi +4g接続から選ぶ事ができます。価格が『Kindle』に比べ5000円上がりますがそれ以上に機能面の質も上がりカラー展開も豊富なので筆者一番おすすめのモデルです。
価格 | 13980円〜 |
ディスプレイサイズ | 6インチ反射抑制スクリーン |
容量 | 8GB/32GB |
解像度 | 300ppi |
フロントライト | LED5個 |
フラットベゼル | ◯ |
防水機能 | ◯ |
色調節ライト | × |
明るさ自動調節機能 | × |
人間工学デザイン | × |
自動画面回転機能 | × |
ページ送りボタン | × |
カラー | ブラック、トワイライトブルー、プラム、セージ |
接続 | wifi / wifi+無料4G |
保証 | 1年間限定保証 |
『Kindle Oasis』
Kindleのフラッグシップモデル『Kindle Oasis』値段は張りますが、色調節ライト、明るさ自動調節機能、人間工学デザイン、自動画面回転機能、ページ送りボタンなど『Kindle Paperwhite』から比べてもたくさんの機能が追加されています。また画面サイズも大きいので雑誌や漫画などを読む人には特にオススメです。
価格 | 29980円〜 |
ディスプレイサイズ | 7インチ反射抑制スクリーン |
容量 | 8GB/32GB |
解像度 | 300ppi |
フロントライト | LED25個 |
フラットベゼル | ◯ |
防水機能 | ◯ |
色調節ライト | ◯ |
明るさ自動調節機能 | ◯ |
人間工学デザイン | ◯ |
自動画面回転機能 | ◯ |
ページ送りボタン | ◯ |
カラー | ブラック |
接続 | wifi / wifi+無料4G |
保証 | 1年間限定保証 |
『Kindle キッズモデル』
『Kindle キッズモデル』では見守り機能:本の進捗の確認やバッジ機能:読書時間の目標を達成するとバッジやメダルが付与され、読みたい気持ちを引き出すサポートなどキッズ向けの機能があるのが特徴です。
価格 | 10980円〜 |
ディスプレイサイズ | 6インチ反射抑制スクリーン |
容量 | 8GB |
解像度 | 167ppi |
フロントライト | LED4個 |
フラットベゼル | × |
防水機能 | × |
色調節ライト | × |
明るさ自動調節機能 | × |
人間工学デザイン | × |
自動画面回転機能 | × |
ページ送りボタン | × |
カラー | 本体カラーはブラックのみ:4色のカバーから選択(スペースステーション、ピンク、ブルー、レインボーバード) |
接続 | wifi |
保証 | 2年間限定保証 |
Kindleのサービス
Kindleが展開しているサービスは2つあります。『Kindle Unlimited』 『Prime Reading』
『Kindle Unlimited』
『Kindle Unlimited』とは2016年8月から始まったAmazon(アマゾン)の電子書籍読み放題サービス。980円の月額を支払えば種類豊富な本や、雑誌、漫画など200万冊が読み放題です。
『Prime Reading』
『Prime Reading』とはAmazonプライム会員の会員特典の一つです。本や、雑誌、漫画などが約820冊が読み放題です。
Prime Reading | Kindle Unlimited | |
対象 | Amazonプライム会員 | Kindle Unlimited加入者 |
料金 | 無料 | 月額980円 |
対象作品数 | Kindle Unlimited内の約820冊 | 約200万冊 |
このサービスは同じアカウントであればKindle端末だけでなくスマホやpc(最大6デバイス)からでも利用する事ができます。また、30日間の無料体験もあるので一度体験してみて今後も利用するかどうか検討することもできますので是非お試しください。また『Prime Reading』はAmazonプライム会員限定の『体験版Prime Reading』のような位置付けですのでAmazonプライム会員の方で良いなと思った方は『Prime Reading』に加入することで更に満足していただけるのではと思います。
まとめ
『Kindle』が向いている人
『お値段重視の方』
全Kindle端末の中でも最安値なので価格をできるだけ抑えたい方にオススメです。
『軽さを求める方』
全Kindle端末の中でも最軽量なので長時間の読書でも疲れづらいです。
『Kindle Paperwhite』が向いている人
『コスパ重視の方』
防水機能や高画質、容量、カラーが選べたりと一番バランスの取れた端末です。
『お買い物で失敗したくない方』
前述した通り一番バランスが取れているので失敗はしないと思います。
『お風呂やプールサイドで読書したい方』
『Kindle Paperwhite』から防水機能が付いているので水がかかる可能性のある場所で読書したいという方にオススメです
『Kindle Oasis』
『漫画や雑誌を読みたい方』
全Kindle端末の中でも一番ディスプレイサイズが大きいので1ページあたりの表示情報が多い、またディスプレイサイズが大きいので小さい文字も読みやすいことから漫画や雑誌も読みたい方にオススメです。
『高級感を求める人』
唯一端末本体の裏面が金属製です。他の端末に比べ高級感が増しています。
ついでに
Kindleは端末価格が最安値でも8980円と決して安いものではありません。傷つけたくない画面を割りたくないという方にはケースをつけることをオススメします。
こちらは実際に筆者が使っているケースです。値段も抑えられていて自動スリープ機能が付いているので開くと電源オン閉じると電源オフを自動でしてくれるのでオススメですよ!