「スマートリモコン」や「スマートスピーカー」「スマートフォン」と『スマート』という言葉がよく使われますよね。
英単語のsmartは基本的には「頭がいい、利口な、賢明な、賢い」などといった意味で使われます。
今回紹介する『スマートリモコン』はその名通り賢いリモコンで日常生活における様々な場面で利便性を発揮してくれます。また、『スマートスピーカー』などと組み合わせることによって活用の幅が更に広がります。
スマートリモコンとは?
スマート家電やスマートホームといった言葉をよく耳にしますが『対応機器に家電を買い替えないといけないんでしょ?』と思われる方が多いかと思います。
確かに『スマート家電』や『IOT家電』と呼ばれる製品を買えば家電製品自体がインターネットに接続され、遠隔操作が可能になったりBluetooth接続でスマホから操作できたりと利便性が高いですが、家電を全て買い替えていてはかなりの出費になりますよね。
そこでスマートリモコンを使えば普段赤外線リモコンで操作している家電をマホやスマートスピーカーから遠隔操作をできるようになります。
スマートリモコンの仕組み
といった人も多いかと思いますのでスマートリモコン経由で家電を操作できる仕組みや先述した『スマート家電』や『IOT家電』との違いなども説明していきたいと思います。
先述した『スマート家電』や『IOT家電』はスマートフォンと家電を直接インターネット経由やBluetoothで接続し操作できるというものです。
スマート家電ではスマートフォンと家電を直接インターネット経由やBluetoothで接続するのに対し、
スマートリモコンはスマートリモコンとスマートフォンはインターネットで接続しスマートリモコンから家電へは赤外線通信で信号が送られます。
こういった仕組みのおかげでインターネットに直接接続できない家電であってもスマートフォンやスマートスピーカーから遠隔操作が可能になります。
簡単に言うと『既存の家電をスマート家電のように使える』ということです。
スマートリモコンでできること
スマートスピーカーとの連携で家電を音声操作できる
スマートスピーカーと併用することで更に快適に家電を操作できるようになります。
スマホが手元になくても音声だけで家電を操作することができるようになることやお皿洗いなどでスマホが触れない状況であっても音声で家電の操作が可能です。
毎日の決まった操作を自動化できる
毎日大体同じ行動をする方も多いかと思います。
毎朝同じ時間に起床する人や毎日大体同じ時間に帰宅する人などはタイマー・スケジュール機能を使うことで更に快適に過ごすことができます。
『毎朝何時にテレビや照明やエアコンの電源をオンにする』や『帰宅する1時間前にエアコンの電源をオンにする』などといった設定を行うことでより快適な日常生活になるでしょう。
外出先でも家電を操作できる
スマートリモコンはインターネットに接続できるので外出先であってもスマートフォンで家電を操作することが可能です。
外出した際に家電の消し忘れなどがあってもスマホから電源をオフにすることができたり真冬の寒い時期であっても帰宅途中に暖房の電源をオンにする操作をすれば快適な家に帰ることができます。
一回の音声で複数の操作が可能になる
スマートリモコンには”マクロ機能”という機能を搭載しているモデルがあります。
マクロ機能とは一回の操作で複数の操作ができるようになる機能で『テレビ・エアコン・照明の電源をオンにする』といった操作でも一回の操作で可能です。
また、スマートスピーカーと組み合わせることで帰宅した際に『 Alexa、ただいま』の一言で『テレビとエアコンと照明がつく』といったことも可能です。
スマートスピーカーとの相性
スマートリモコンの中には、「Google Home」や「Amazon Echo」などといった各社スマートスピーカーと連携できる商品があります。
対応していないスマートスピーカーなどもありますので、対応しているか確認してから購入しましょう。
↓スマートスピーカーについてまとめ記事はこちら
話題の『スマートスピーカー』で、家電を声だけで操れるって本当?使い方や家電操作をするにあたって必要なモノやおすすめのスマートスピーカーまで!
おすすめのスマートリモコン
各社スマートリモコンを販売していますが、その中でもスマートスピーカー対応のおすすめを紹介していきます。
Nature Remo3
モデル名 | Nature Remo3 |
価格 | 9980円 |
サイズ | 70x70x18mm |
スマートスピーカー | ・Google Home ・Amazon Echo ・Apple HomePod |
タイマー機能 | ◯ |
マクロ | ◯ |
IFTTT | ◯ |
センサー | 温度 / 湿度 / 照度 / 人感センサー |
Bluetoothリモコン | ◯ |
Nature Remo3の特徴
温度、湿度、照度、人感センサーなど様々なセンサーを搭載。
またタイマーやGPSや温度・湿度などの機能と組み合わせることで更に活用の幅が広がりご自身のライフスタイルに合わせた家電の自動化が可能となります。
例えば:
・人感センサー→部屋に人が入ってきたら照明オン
・温度・湿度センサー→温度が28度を超えたら冷房オン
・GPS機能→自宅に近づくとエアコンオン
などといった活用方法があります。
SwitchBot ハブミニ
モデル名 | SwitchBot ハブミニ |
価格 | 3580円 |
サイズ | 65 x 65 x 20mm |
スマートスピーカー | ・Google Home ・Amazon Echo ・Apple HomePod |
タイマー機能 | ◯ |
マクロ | ◯ |
IFTTT | ◯ |
センサー | × |
Bluetoothリモコン | × |
SwitchBot ハブミニの特徴
SwitchBot製品との連携が特徴で赤外線リモコンのない製品でも音声遠隔操作が可能になる『Switch Bot(指ロボット)』は専用アプリからでも操作することは可能ですが音声操作する場合にはSwitchbotハブが必要となります。
赤外線リモコンのない家電を使っている方には『Switch Bot(指ロボット)』と『Switchbotハブ』のセットがオススメです。
+Style(プラススタイル) / スマートマルチリモコン PS-IRC-W01
モデル名 | PS-IRC-W01 |
価格 | 5680円 |
サイズ | 直径60×高さ20mm |
スマートスピーカー | ・Google Home ・Amazon Echo |
タイマー機能 | ◯ |
マクロ | ◯ |
IFTTT | × |
センサー | 温度/湿度/照度センサー |
Bluetoothリモコン | × |
+Style(プラススタイル) / スマートマルチリモコン PS-IRC-W01の特徴
スマートセンサー(ドア・窓)(別売り)と組み合わせることにより、『朝、リビングのドアを開けたらTVをつける』などといった活用方法もあります。ドアや窓の開閉状況が外出先でもわかるため開けっ放しや閉め忘れを防止できます。
またドアや窓の開閉がリアルタイムで通知されるため防犯対策にもなります。
LinkJAPAN(リンクジャパン) / eRemote mini
モデル名 | eRemote mini |
価格 | 5027円 |
サイズ | 97X69X66mm |
スマートスピーカー | ・Google Home ・Amazon Echo |
タイマー機能 | ◯ |
マクロ | ◯ |
IFTTT | ◯ |
センサー | × |
Bluetoothリモコン | × |
eRemote miniの特徴
eSensor(別売り)と連携させることで温度・湿度・空気質・音・明るさがわかるセンサーを搭載することができます。
例えば:
留守中のペットの室温管理を徹底したい方
離れて住んでいる家族を見守りたい方
特に高齢者の一人暮らしの場合の熱中症予防対策にも
エアコンや照明のつけっぱなしを無くしたい方
などとカスタムすることによって活用の幅が広がり利便性が更に向上します。
さいごに
今回は既存の家電をスマート家電化できるスマートリモコンについて紹介しましたがどうでしたか。
各スマートリモコンにも特徴があり、自分に合った物を見つけることで快適なスマートライフを送れることでしょう。
また、カスタムすることで更に利便性が高くなるものが多いので組み合わせて使用するのが良いでしょう!
↓組み合わせて利便性が更に高まるであろう『スマートスピーカー』についてはこちらでまとめましたので是非!
話題の『スマートスピーカー』で、家電を声だけで操れるって本当?使い方や家電操作をするにあたって必要なモノやおすすめのスマートスピーカーまで!